☆ KATANA R Carbon☆
春のコンディションと思いましたが、午後から降雪が有り勢い
良く降ってきてコースはリセットされました。
テスト日:May 09 2022/渋峠スキー場
テストボード:KATANA R Carbon
フレーム:2022 69/230 Gravity
BWS 28SP, フットバー, CWSD,
スノーコンディション:アイシーではなく少し柔らかめ、
(その後降雪有り)
ライダーIさん:今シーズンからスノーモトを始め積極的に乗り
込んでいます。 経験豊富なバイクライディングのノウハウで
スノーモトをぶった切り!
KATANA R Carbon
乗る前に触った感じは二代目KATANAと違い、Carbon特有の
張りが感じられ、こんなのを曲げられるかな~? と言う印象
を受けました。
しかし乗った感じの初見は、二代目KATANAと比べて荒れて
いてもスノーボードみたいにフロントが雪を切って入って行って
くれる好印象!
又リヤも暴れるかと思いきや、カービングボード故フロントの
ラインにしっかりリヤも追従するので全く暴れず。
リヤボードのコントロール性も非常によく、オートマチックな
カービングは勿論、攻め込んでも前後ボードからのインフォメ
ーションが動きを掴みやすかったです。その為にわざとズラシ
を入れるなんて事もし易かったですね!
二代目KATANAの弱点は、カービング中盤以降のフロントの接
地感が薄れアンダーが出ちゃうのを無くすために、しっかりと
ワンターンで決めたラインをトレースし、じっと待つと言う
途中からのライン修正を拒否しがちな印象が有ったのですが、
Car bon KATANAは【カービング中の雪面を抉ってターンが
終わるのを待つ!】は勿論の事、前後ボードがライダーに対し
不意な入力にもちゃんと対応出来ている印象が強いです。
故にセッションⅡの様なオールマウンテンボードよりも、カー
ビングスタイルを強く特化させている感じがします。
※Iさん、有難うございました。
ライダーKさん:ナローボードからの歴代スノーモトを乗り継ぐ
ベテランライダーさんです。決して派手では有りませんが安定感
のあるライディングが持ち味です。
今の時期では仕方ありませんが、緩んだ雪の為に、KATANA Car
bonボードの良さを感じる事は難しかったのですが、ターンイン
も軽く安心して倒し込めました。
時間の経過と共にバーンも荒れ、うねりもあるコースでもハンド
ルバーへの突き上げもそれほど感じられませんでした。
只自分の今乗っているエスプリと交互に乗った為なのか、比較す
るとフロントボードが柔らかく(幅が広くしっかりした作りのエ
スプリとの比較)感じて、もっとフロントがハードフレックスの
方がリヤボードとの相性がよさそうかな・・・と感じました。
※Kさん有難うございました。
途中から雪が降り初め、午後にはコースはリセットされてまし
た。草津からは通行止めになりました。
道路脇にはこんなに雪が残っています。(実は除雪で積み上げた
雪ですよ)
今の時期のテストでは、KATANA Carbonの持つポテンシャルの
一部しか理解できず、本来のパフォーマンスを発揮して乗った訳
では有りませんが、少しでも皆様にグッドフィーリングを感じ取
って頂ければ良かったです。
👀
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