毎年同じ事を・・・でも必ず役に立ちます。
毎年お知らせしていますが、必ず役に立つと思います。
私が今までに経験した事や雪道の常識をお話しています。
しつこいですが、今年もこの季節がやってきました。
(絶対役に立ちます。一読を・・・)
雪道走行テクニック!
毎年同じような事を申し上げて
いますが、なるべく雪の餌食になる
スノーフリークを
減らそうと思いあえてお知らせします。
シーズンを迎えるにあたり熟読し頭の隅にでも置いて
下さい。
参考ページhttp://www.mlit.go.jp/road/fuyumichi/fuyumichi.html
http://www.hrr.mlit.go.jp/chokoku/michi/technic/
今まで見た下りの峠でのクラッシュ車輌は4WDが多
かったです。
4WDのアドバンテージは殆どが登りのみで過信は
いけません。
しかし多くのドライバーは4WDは雪道
全般に強いと思い込んでいます。
笑い話ですが、ある時スキー場に向かう下り坂で、
反対車線(登り)が
渋滞していました。
良く見るとナント先頭車輌のご婦人がFF車で、後輪に
タイヤチェーンを
装着していました。
良くある話だと思います。
又FRバンでスキー場に向かい、直ぐそこに駐車場が
見えましたが、
先頭車輌が停止した為に私の車も
スタックしてしまいました。
(スタッドレスタイヤで)その後少し下がり一気に登り
切りました。
最近は4WDワゴンなので困った事はありませんが、
良く目にするトラブルが
有りますので少しお話させて
頂きます。
道路脇のU字溝は蓋が無いと思え:木の葉やごみが
詰まるので蓋をしてない
所が多いので、雪に隠れて
見えない場合には道路脇に寄らない方がよい。
下り坂はシフトダウンをするな:アートマの場合には
2速ホールドで
ブレーキでスピード調整をする。
シフトダウンすると急にエンジン
ブレーキがかかり
スピンします。勿論ポンピングブレーキで。
でもブレーキのかけ過ぎはペーパーロックを起こして、
ブレーキが効かなく
なり危険です。
後ろから車が近づいたら、先に行かせるくらいの余裕で。
走行スピードは高めに:60~80km/hで走るわけではなく、
それなりの
スピード(40km/h位でしょうか。)で走った方が
良いと思います。
ただこれには前提が有って、
良くあるパターンはユックリ走れば安全と
車間を詰めて
いる場合が多いです。
その場合には皆さんストレスが
溜まります。そんな時には
車間は長く・スピードは少し高くの方が
良いと思います。
ケースバイケースで対応する事。
ディーゼル車は燃料タンクの残量を少なくして出発:
寒冷地の軽油は
成分が違います。その為に
凍結⇒始動しない事が有り、泊まる場合には
必ず現地で2/3位は給油しましょう。
又低速走行を続けていると水温が異常に下がります。
その場合
サーモスタットを寒冷地用に交換すると効果的
です。
下りのみのディーゼル車はアクセルを開け、
エンジンの水温を
上げる事も必要です。
急ブレーキをかけろ:通常の路面から雪道に行くと、
身体は通常路面の
ブレーキング感覚でいます。
その為に前後・左右に何も無く絶対安全な
場所でしかも
低速で、急ブレーキをかけて車がどの位で止まるかを
身体に覚えさせます。
又車がどんな動きをするかも確認します。
リヤタイヤが流れた時にはカウンターステア(逆ハン)が
効果的です。
安全な場所でわざと後輪を滑られて練習し、とっさに
あてられるように
しておきます。
ウインドウオッシャー液は寒冷地用を使用する:
凍ってしまいます。
必ず交換して下さい。
雪道では非常に良くウインドウオッシャー使用します。
MT車はバックギヤで駐車:殆どの場合がパーキング
ブレーキの使用を
控えます。
(水にぬれて凍りブレーキが戻らない事が有ります。)
在るスキー場の駐車場で突然となりの車が動きだしました。
元々積雪があり、その上に駐車していましたが、下の雪が
解けて
坂になり、多分4速や5速に入っていた為に
クランキングを起こし
動き出し事故になりました。
タイヤチェーンを装着する場合:必ず安全な場所で
早めに判断して
装着して下さい。
良く道路脇で大勢でワイワイ着けている場合が多い
ですが、脇を
走っている車輌もコントロール不能になる
場合があり非常に危険です。
なるべく安全な場所で、しかも早めに効率的な少人数で
行って下さい。
常に不要なジャケット等を持ち歩き
その時に着ると汚れません。
又事前に装着して練習をしておきましょう。
斜めに切った角材などにタイヤチェンをセットし、
そこにタイヤを
乗り上げて浮かし、チェーンを装着すると
楽に装着可能です。
少し面倒でもジャッキでタイヤを浮かすと、早く正確に
装着出来ます。
エンジンオイル粘度に注意:最近の車はエンジンの
各クリアランスが少なく
又燃費の問題で粘度指数
0W-20等を使用している場合が多いので、
オイルは
さらさらなので全く問題が有りませんが、古い車などで
例えば30W-50等を使用の場合には、寒さでオイルが
固まりエンジン始動が
困難になります。
※WはWinterのWです。
登りのコーナー:登りのショートコーナーでは、アクセルを
踏む・ゆるめるを
小刻みに繰り返し、常にタイヤがグリップを
しているかを確認しながら
走ります。一度グリップを失うと
外側に急に流れます。この場合も
カウンターステアが
効果的です。
日陰のコーナーは凍結していると思え:日中雪が解けて
道路は乾燥しても
日陰は夜間に凍結します。
コーナーを回って行くといきなり凍結路面が現れて
ガードレールに張り付き愛車はスクラップに・・・なんて事に
ならないように充分注意して下さい。
スリップしたら:タイヤの空転は下の雪を溶かし、瞬間的に
凍り
余計にスリップします。その為に不要な毛布等を
持ち歩き下に敷くと
脱出可能になります。
2速スタートも効果的です。
又いざと言うときには、タイヤの
空気圧を低くしてグリップ力を稼ぐ
方法もあります。
しかしその場合にはなるべく早めに、近くのGS等で適正な
空気圧に戻して下さい。
車中泊はエンジンストップ:シーズン中には必ず不幸な
ニュースが
流れます。
マフラーを雪が塞ぎ一酸化炭素
中毒にならないよう、シュラフ等を
使用しどうしても
必要な時にのみ短時間ヒーターを使用します。
駐車の向きに注意:雪が降っている場合には、F・ウインドに
雪が
溜まらない様な向きに駐車します。予めフロント
ウインドウに毛布等を
かけて置くと、取り外すだけで
クリアなウインドウで走行できます。
帰りは車の周りを一回り:以前隣の車が忘れていったと
思われる
ストックが有りました。それ以来それを教訓に
して帰りには車の周りを
一度確認するが習慣になりました。
凍結防止剤を撒く車に注意:特に高速道路で遭遇する
散布車は横に散布していて2車線を独占しています。
エイッ 面倒だと追い越して後からボンネットを見たら
きれいなまだら模様が出来ていました。
硬い粒状の
防止剤は塗装を痛めます。ジッと我慢してSAに入るのを
待ちましょう。
前走車の動きに注意:前を走る車の動きが遅くなり、
とっさに判断して
追越するとフロントタイヤは回転して
いましたが、車の動きが止まりました。
特にアイスバーンでは、そのまま後ろにいると下がって
きて衝突間違いなし。
前方からの車が無ければ、
直ぐに判断して追い越しをしないと横にきたり
下がって非常に危険です。
雪道走行の後には車の下回りを真水で流してください。
凍結防止剤はサビの原因となり、私は以前ヒーターの
モーターが壊れ
マフラーに穴が開きました。
又ある時に高速道路で、反対車線から来たトンビに
ウインドガラスを
割られた事が有り、笑い話として
語り継がれています。
勿論少しの隙間から前方を確認しスキー場に到着しました。
(安全合わせ
ガラスの為にひびのみで飛散しませんでした。)
思いもよらないことがおきる事があります。
上記内容が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
それでは楽しいスノーモトライフをお送り下さい。
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コメント
毎度どうも!
今までの経験からの生の声です。
少しでも参考になれば嬉しいです。
投稿: カブトムシ | 2014年12月 5日 (金) 14時03分
事故をおこしてはだいなしですからね
気をつけますm(__)m
投稿: まこっち | 2014年12月 5日 (金) 04時50分